10月になるといつも、今年の空気と来年の空気が混ざり合うように感じます。川が海に注ぎ込む時に淡水に少しずつ海水が混ざっていく汽水域のような、淡く濃く揺らめくような混ざり合いで、結構フワッフワします。(>▽<)止めどない思考がだーーーーーーっと流れて気がつくと一時間くらいぼーっと座っていただけだったりとか、かとおもうと思い立ってがーーーーーーっと行動してヘトヘトになったり、とにかくあっちこっちに突出するパワーに必死についていく感じになるのが10月です。
でもこういう時に感じたり想ったり創ったりするものにはいろんな萌芽があって、ちょっといつもと違う感じと出会えたりしてハッとすることが多いのです。そうして意識に浮上してきたものが、じゃあ例えば玉屋物にはどう表現されているか、というと、まったくもってアタシの中側だけのことで見た目にはまったくなんのこと?(・_・)なこともあるでしょうし、変化していく自分の内側は、一度変化をはじめるともう変化する前の細胞の記憶とでもいうものは無意識下に沈んでいってしまって、取り出して今と比較するようなことも出来ず、結局、「なんかイイ感じに出来てすっごくハッピー!」というようなお気楽極楽さに帰結していくだけ、という、まあ、そんな程度です、表側は。(>▽<)
でもそんな最中に思い立って父に天眼石の蝋紐ブレスレットを創って先日実家に帰った時にプレゼントしました。
天眼石にゴールドルチルクォーツ、ブラックドラゴンアゲートにヒマラヤ水晶に本水晶、という盛りだくさんなブレスレット。ネット環境もなく携帯も持たない父にアタシがどんな物を創っているのかを見せたくてただただ創ったブレスレットでしたが、父はとても気に入ってくれたようで、店(小料理屋)にいるときも洗い物をする時以外はずっと着けていてくれるようです。妹曰く「お護りみたいらしいよ。」料理人としてその手が生み出す料理で来て下さる皆さんに食というパワーを提供する父の、その腕につけられる玉屋物。図らずも身が引き締まる想いでした。
さて、そんなパワフルなんだかヘロヘロなんだか解らない最中の本日の新作はネックレス2点、ブレスレット3点デス。いつもは短期集中的に創るんですが、10月は1つ1つの製作がいい気分ながらとてもヘビーなものですから寡作です。
(〃▽〃)
先ずは予告の『水晶と龍』シリーズの2点。
飛龍・伍(ヒマラヤ水晶とグリーンドラゴンブラッドジャスパーの蝋紐ネックレス)。
ヘッドのヒマラヤ水晶はレインボークリスタル。
お好きな長さでお楽しみください。
水龍・弐(グリーンドラゴンブラッドジャスパーとラピスラズリの蝋紐ネックレス)。
金属フリー仕様でお創りしました。
そして蝋紐ブレスレット3点。
アメトリンとフローライト、ヒマラヤ水晶の蝋紐ブレスレット
がっつり大きなバリシルバーと。どでかどーーん。大きいのに繊細な景色。
レインボーフローライトとヒマラヤ水晶の蝋紐ブレスレット。
二種類のフローライトの景色を存分に。
ホーランダイトインクォーツとヒマラヤ水晶の蝋紐ブレスレット。
ホーランダイトインクォーツとは、二酸化マンガン鉱物であるホーランダイトが放射状に結晶して星のような形で水晶結晶のなかに閉じ込められた珍しいクォーツのこと。どうしてこのように入り込むのかは詳しくはわかっていません。日本では「星入り水晶」ともよばれますが、海外では幸運をキャッチする蜘蛛の巣になぞらえて「スパーダークリスタル」とも呼ばれています。
久しぶりのホーランダイトインクォーツ。やっぱり可愛い。
以上5点が本日の新作デス。21時にお待ちしておりマス♪
(〃ー〃)ノ