『1973年8月 新潟/鯨波 初の海水浴』(撮影・記/父)
初めての海水浴に出かけて泊まった旅館で花火をする風景。母、そして妹(右)とアタクシ。
昨晩妹と6時間半もスカイプで四方山話をしていてアタシと妹と弟の数秘話に花が咲き、最後はそれぞれのキーナンバーを連呼して大盛り上がりという怪しい明け方を迎えたわけですが(・・・。)、妹と弟の数秘を見ながら、「数の時系列」ということについて改めて気がついたことがありました。
数秘には誕生数や魂数、印象数や使命数、さらには誕生日数や成熟数など、キーナンバーとしていわるゆ『表側』に出てくる数のほかに、人生の様々な経験を経ていくときに表側の数のエネルギーがより生きるようにサポートしてくれる数や、自分の人生の課題を示す数というのがあり、この辺りまでを玉屋の数秘学アクセサリーでは盛り込んでいるのですが、もっと踏み込んでいくと、今年や今月が自分にとってどういう傾向を持つ年月なのか、とか、人生の何歳から何歳まではこういう数の影響を受けている、とか、そういう時系列も見ていくことが出来ます。
数秘での時系列については、この人生で達成されていくテーマがその人に認識されはじめるのが35歳〜40歳頃、表側の数の要素がすべて出そろうのが50歳頃、というのが数秘が設定している時系列のようです。ですので、ご依頼いただいたチャートを作成する際には、直接的にが言及していませんがご依頼いただいた方のその時の年齢を念頭において、数の要素をピックアップしておひとりおひとりのオリジナルとなるように留意しています。
ただどうしても直接お話を伺いながら拝見するような対面セッションではないためにその数の意味や要素はお伝えできているけれど、皆さんご自身に判断していただいてそれぞれの現状に照らし合わせていただくことが必要な数というのがあります。それが「ライフレッスンナンバー」です。「ライフレッスンナンバー」というのは、自分の名前を数秘の1〜9に置き換えた時、欠けている数のことを言います。この人生で克服していくことになる数、この数の示すところから得られるレッスンを経ることで自分が本来もつ数のエネルギーを最大限に発動する場へと導く数、といってもいいかと思います。自分の名前にその数の要素を持たないが故に求める数というか。そう見ていくと数秘学というのは究極的には人生を通して、1から9のすべての数の要素をバランスさせていくことを通してそれぞれの人生の醍醐味の入り口を見せてくれる知恵、と言えるかもしれません。
昨晩妹の数を見ていて、妹のこのライフレッスンナンバーの1つに『2』がありました。『2』がもつキーワードは、ポジティブには「調和/理解/共存/柔軟/協調的」、ネガティブには「内気/受身/無気力/無感動」(注:ポジティブ/ネガティブは「良い悪い」ではなく「陽と陰の共存」ととらえて下さい。)などがあります。ライフレッスンナンバーとして2がある場合、人と合わせることが苦手で、一人でなんでもやってしまったりして調和や協調性というものに苦手意識があるのですが、ライフレッスンとして克服していくテーマとして持つと、かえって人と関わる機会に恵まれたり、苦手意識のある人と向き合わなくてないけない状況になったりします。そしてやがてはそうした自分とは異なる感性の人々と向き合っていくことで、自分の持っていない2の要素を取り込んでいく、というレッスンが示されるのですが、今の妹にこの数は全然合わないのです。
彼女は大手アパレルメーカーでのマヌカンとマネージャーを経験し、ここ最近の10年は本屋の店長として店を切り盛りしてきた接客業のエキスパートです。そして今、その人付き合いの良さを生かしてこれまでまったく縁のなかった世界に飛び込んで、いろいろな新しい人に出会い教えを請い人脈を広げていて、現在大きな人生の転換期にあります。けれどよくよく彼女の人生の時系列を見ていくと、彼女は小学生時代に自閉症と診断され中学はほとんど通うことが出来ず、それでも高校には通信教育で通い、そこで出会った様々な年齢層の方々に触発され自己肯定力を身につけ、卒業後には接客業を選択するという経験をしています。つまり、彼女の人生の時系列として、この2の要素はたしかに存在し、けれど現在ではこのレッスンが達成されている、と見ることが出来るのです。もちろん、この2という数をライフレッスンナンバーとして持っていることに変わりはありませんから、これからの人生でまたこの2の持つ新しいレッスンがやってくるかもしれませんが、その時にはそれがレッスンなんだと、客観的にそのレッスンを克服する心構えをもって向かうことができるわけで、そこから得ることはまた大きなステップとなることでしょう。
これまでに玉屋で数秘チャートを作成していただき、お手元にお持ちの皆さんで、現在のご自身に示された数の要素がピンと来ない場合、それはまだその数の要素が時系列として起こっていないか、すでに克服されているかのどちらかということができます。文章にしてお伝えする内容については様々な角度から読解しお伝えできる範囲で全力のチャートを作成しておりますが、対面セッションなどのように直接お話を伺いながら様々なやり取りを経て現在の皆さんに最も即した読解をお伝えするような深さについては皆さんにそれぞれに当てはめていただくようお願いしている次第です。
私の数秘学との関係が深まるにつれ、またこうした付加的要素も発生してくることと思います。作成いたしましたチャート自体が古くなっていくことはありませんので、お伝えしている玉屋の読解と合わせて様々に皆様にご判断いただいて数の要素を日々に取り入れていただく一助となるよう、先にチャートをお作りいただいた皆様にも可能な限り同じ条件でチャートがきちんと皆さんのお手元で機能するように、新たな学びや開眼がありましたら随時ここでお伝えしていこうと思っています。
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